現地時間1月27日(日)
真ん中の通路側の席でしたが、窓からはとてつもなく広大な溶岩の大地が見えました。
でこぼことした溶岩台地の中に突如現れる整備された滑走路。自然の力と人間の力ってすごーいと、わけもなく感動。
天気は上々です。国際空港なのにタラップ降りて青空の下を移動ってのがなんともおかしく。
後に書きますがハワイに行くにあたり色ーーーーんなサイトを渡り歩き回りまして。そこで読んだとおりモンゴルのゲルみたいな、本当にコレがれっきとした建物なの?というような感じのテントの中で入国審査です。
さて私の番。Hi♪と陽気に出迎えてくれた係員さん。
んが。入国カードを読み進むにつれ顔が曇り『ホテル名は?』と滞在先の住所について問われる。
前述の通り、私の手元には学校の住所と電話番号のみしかありません。
なので、入国カードに書いた滞在先も学校の住所です。
「友達の家」と答えると、
『Whose =\#1&<>$#"*`@*:+;%& ?』
「Sorry?(え?)」
『Whose man $#"*`@*:+;%& ?』
・・・誰の男???誰のものでもないでしょ。 と思いつつも、ここで不審な態度をとってしまっては最悪帰国する羽目になってしまうので毅然とした態度で応対。変な目的で入国するわけじゃないし。
(何を言われたかわかってないって顔してただけなんだけど/笑)
係員は質問を変えてきて
『旦那?』 「違う」
『彼氏?』 「違う」
『婚約者?』 「違う。ただの友達」
・・・どうやら、私は国際結婚を狙って不法滞在しようとしている人に見られたようです。妙齢の女性はそういう疑いをかけられる事があると、どこかで読んでたのがずばり当てはめられてしまいました。
まだこの時点でMattは友達でも何でもありませんが、ステイ先の住所諸々を忘れた以上こう答えるほかに道はないのです。
『この人は結婚してるの?』 「はい」
『奥さんの名前は?』 「ノリコ」
そこで接点についてはなぜか納得してもらえたようですが、また最初の質問
『Whose man $#"*`@*:+;%& ?』
と聞かれ、また「え?」と聞き返すと滞在先の電話番号を聞かれ、税関申告書に大きく印をつけられ・・・入国は出来たようです。
(後で調べましたが、whose manで”部下”って意味がある・・・らしい。それから、同スケジュールで授業を受けた子がもう一人いたのですが、その子はホームステイだと言ってステイ先の情報をプリントアウトしたものを見せたら難なくパスしたそうです。日本よりホームステイ文化の進んでる国なんだから正直にそう言えば良かったんだと後になって思いました。)
既にターンテーブルから下ろされていた自分の荷物を取り、税関の係員に謎の印のついた申告書を手渡すと、それまで「ALO~HA~♪」と陽気に迎えてくれていた税関係員さんの顔が一気に仕事モードに。
わっかりやすいなぁ・・・。
私は流れて行く列から離れるよう言い渡され、手荷物全てをX線に通されます。
税関には先客(?)の夫婦が手荷物全てを引っ掻き回されています。
私も同じく、中に入っている荷物を全てチェックされ(折角パッキングしたのがぐじゃぐじゃ)
『仕事は?』 「会社員」
『会社名は?』 「○○」(電機メーカーです)
特に会社員である事を証明するものを見せろとは言われませんでしたが(でも英語表記の名刺は持ってた)、この時ばかりは、世界に通用する名の会社に勤めといてよかったーと本気で思いました。
何か問題のあるものを持ち込んでいるわけではないので、荷物は散々ひっかきまわされましたが無事にクリアです。
荷物チェックが終わった際、係員に『Information』と何かパンフのような紙を渡され、何故か「Thank you」と返してその場を去りましたが、荷物散々引っ掻き回されといて「ありがとう」はないだろうと、自分で自分にツッコミ。
ゲルテントを出ると、真正面にホームページで見たとおりの人(Matt)が私の名前を掲げて出迎えてくれました。
軽く雑談しつつ車まで。向こうは英語ですが、聞き取れないので「Sorry?(え?)」と何度も聞き返す始末。
日本語が堪能だというのは知っていたので、『良く眠れた?』と聞かれた際に「頭痛いって英語で何ですか?」と聞いてから(成田を出る前からずっと偏頭痛がしてたのです)その後はずっと日本語で会話しつつ学校まで。
途中、ハードロックカフェがあって軽くテンション上がる私。どうやらMattもRockは好きらしい。
UEAのオフィス(明日から授業を受けるところ)で軽くオリエンテーションをし、いよいよステイ先のお家へ移動です。
長くてごめんなさい(端折るという概念が私の中にはないようです)続く。
追記:イミグレで私が疑われたのは、妙齢の独身だったからではなく、書いてた住所に問題があったからだという事がわかりました。学校の住所はP.O.BOX(日本でいう私書箱)だったので、滞在先が私書箱付きの住所で友達の家・・・そりゃ疑われますやね(^^;)
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そして、お帰りなさい~
お土産話(?)は沢山あるみたいで楽しみにしています。
長編、大歓迎(笑
綺麗な写真は撮れたかな?
写真も(あれば)楽しみにしています^^