ラバチューブの出口を右に上がると帰る方向になるんですが、そっちへは行かず金網の扉を開けてまた洞窟に入っていきます。こっちには明かりも何にもないので、自己責任において行ってね~な洞窟なのです。足場も悪く、懐中電灯がないと絶対に行けません。
下りて右がそれ、左はラバチューブ出口
まさに探検、インディジョーンズな気分です。3人でテーマソング歌いつつ(アホ/笑)ひたすら真っ暗なところを進みます。そんな場所なので戻ってくる人とのコミュニケーションが楽しかったりもします。Mattは冗談で「この先にスタバがあるんだよ」と言ってて、戻ってくる人に「スタバまでどの位?」と聞けば、向こうも「20分くらいかな」と冗談で返します。懐中電灯の明かりを頼りにひたすら悪路を歩くと行き止まり。そこで懐中電灯を消すと本当の暗闇がやってきます。
行き止まりの天井
ここで懐中電灯の電池切れになって困ってた人と一緒に戻ります。帰りにもMattはやってくる人に「この先スタバがあるよ~」と冗談抜かしてます(笑)
さて、まだ続きますよ・・・なのですが、これから先どの道をどう行ったのかさっぱり判りません。多分来た道を戻ってチェーンオブクレーターロードに入っていったんだと思うのですが、そこからマウナウルトレイルにいったのかな?ここではラヴァツリーを見たりペレの涙とペレの髪も見る事が出来ました(カメラ持ってくの忘れたので写真がないの~)。ここを歩く時も笑いが出てくるくらい雨風が凄く(油断するとラッパ傘になるし)、でもへこたれることなく歩いてたら目的地に着いた頃に雨やみました。
まだまだ車は走りますよ~多分チェーンオブクレーターロードを走り、どこだかわかってないけど展望台へ。
虹。
ここは360度どこ見てもすばらしい景色。手前の雲は火山の蒸気が風で流れたものなんだそうな。
逆方向
幅が太い虹なのです
この先は来た道を戻り、ラヴァチューブの前を通り、ボルケーノハウスに戻ります。
ボルケーノハウスの裏からも火口を望む事が出来るのですが・・・これはキラウエア火口???(判ってません)ここで夕日を眺めつつまったりして、晩御飯食べるためにボルケーノヴィレッジへ。本日の晩御飯は『Rava Rock Cafe』・・・なんかどこかで聞いた事あるような名前だけど気にしない。私はコリアンチキンというのを頂きました。甘辛くてなかなか美味しかったんですが、案の定量が多くて残しちゃいました。
さて、ここから約160km殆ど街灯のない道を走って帰ります。街灯のない道ってどんなん?って思ってたんですが、夜中の大分道とか中国自動車道とか街灯のない田舎の高速道を走った事のある人は、あのレベルだと思ってください。真っ暗っつっても、センターラインに反射する素材が使われてるので思っていたよりは明るかったです。
途中、プナルウ黒砂海岸への道に入り星空観察です。雲が多かったんですが、それでもものすごい数の星星星。冬の星座といえばオリオン座。私も仕事帰りに良く探して眺めたりしてるんですが、オリオン座の周りにある星の数が圧倒的に違います。天気が良かったらもっと満天の星だったんだろうけど、でも日本で見る星空と全然違うので、ほんの少しだったけれど今日のところは満足。
キラウエアはまだまだ見たいところが一杯あるのでまた行きたいです。できれば流れる溶岩も近くで見たいな~
おまけ。
余談:
晩御飯はMatt(というか学校?)が支払ってくれる事になってたそうなんですが(前日にそういう説明があった・・・らしい)私は全く聞いておらず、あとでカナエちゃんと
「お代いいのかな?」
『え?昨日Mattが奢るって言ってたよ?』
「え!マジで!?私何にも考えずに高いの頼んじゃった」
『まぁ・・・いんじゃない?』ってなやり取りをしておりました(^^;)なんか悪い事しちゃった・・・。
追記:展望台はKealakomoというところでした。テーブルと椅子があるのはここだけらしい。天気がいいときはここでランチとかいいかも
私もまだトロトロは見たことないからいつかみたいな。
Matt、相変わらずだね~。